ベトナム 〜1日目〜 『初めての地と自分の甘さ』
ノリと勢いで決まったベトナム滞在。先に日程が決まるとそれまでの準備期間はとても濃いものになる。ボランティア団体を設立し、その他にもやることを整理し、万全の状態でのベトナム滞在1日目。飛行機を降り深夜2時にベトナムに着いた。ベトナムに着いた途端、目に入ってきたものは、人、バイク、人。深夜とは思えないほどの盛り上がりと熱さだった。ホテルまでの道のり、道端で寝る人、爆音、最年少起業家と言わんばかりの、わずか7.8歳でティッシュを配る女の子。何もかもが想像を超えて規格外だった。
そして、何より物価の安さ。ホテルの近くで食料調達のためにコンビニに寄ったのだが、おにぎり1個70円程度、水は25円。とにかく安かった。正社員の平均月収が2〜3万というのも納得だ。
ホテルに到着し、身辺整理をし、朝に備えた。ベトナムに住んで11年目の中川さん(この方との出会いで大切なことを教わった)という方にベトナムについて教えていただきながら向かった最初の場所は日本料理店。内装はとても綺麗で料理も接客も自分の想像よりしっかりされたものであった。ベトナムの飯は美味い!と聞いていたが本当にその通りで、自分はチキンカレーを食べたのだが、本当に美味しかった。
その後、お店を後にして、ベトナム特有のグラブという車に乗り、銀行口座の開設、美容院、VISAの申請とベトナムなりの雰囲気を感じながら時間を過ごした。
最後に、ベトナムで日本村を開発されている中川さんのお父様にお会いした。ここで、自分の弱さを知ることになる。中川さん、お父様、先輩、含め7人での食事の場。色々な話で盛り上がる中、なかなかその場に入り込めない。話題に対して知らないなら知らないなりに突破口はあるはずだが、どこか消極的になってしまう。自分の悪い癖だ。あなたの魅力は何?なぜそれがしたいの?せっかくの話す機会を与えていただいてもうまく言葉がでてこない。『つまらない』『面白くない』と厳しい言葉を言われ、悔しさはとてもあった。ただそれに対して言い返せない自分がいた。日本での生活の甘さ、自分の殻を破れないもどかしさ、全てに気付かされた。言い返したいのに、悔しくてたまらないのに言い返せない。今まで自分を褒める人はいても、本気で叱咤激励してくれる方はなかなかいなかった。いかに日本でちやほやされていたのかと。殻を破って行動する大切さ、自分の考えを大きな声でしっかり伝える大切さ、まだ1日目だが、心の底から痛感した。とともに、この環境を与えていただいた方々に本当に感謝したい。本当に。『ありがとうございます』と。
まだ、ベトナム生活は始まったばかり、1日たりとも無駄にしないように、楽しみながら(これ大事!!)、学ぶ。
0コメント