ベトナム 〜4日目〜 『運命の在日ベトナム日本大使館訪問』
この日はベトナム滞在の醍醐味とも言える在日ベトナム日本大使館への訪問。自分のボランティアに対する考えや今後の課題を伝えるべく、ホーチミンからハノイへ飛行機で2時間かけていった。実は日本大使館がハノイという遠い場所にあることを知らず、大使館の方から住所を送ってもらい始めて、知った。それが前日のことだったので、焦ってしまったが、社長方が飛行機、時間、行き方を高速で教えてくださり、途中、全然違う方向に行ったり、奇跡的に日本語が喋れるベトナムの方に出会い、日本大使館までの道のりを助けてもらったりと、奇想天外なことはあったが、なんとか大使館に無事たどり着いた。この滞在で『トラブルメーカー』とは言われていたが、まさか、昨日の今日でハノイに行くことになるとは考えていなかった。本当申し訳なく思う。
そして、いつになく緊張した面持ちで、伝えるべきことをしっかり確認し、いざ、日本大使館へ!汗の量が半端なかった。
その、日本大使館では、担当の桃井さんとお話しをさせていただいた。お世話になっている社長が今行っているビジネス、そして、自分が設立したボランティア団体のこと、ベトナムの現状、今後の課題、現存のボランティア団体の情報、観光大使について、事細かに、全て話させていただいた。そこでも話題になったのは、教育、環境、医療に関して。ベトナム人が日本に行き、そこでの犯罪率が年々増加していて、今も減少の見込みはない。その大きな原因も教育にあるという。単にボランティアをすると言っても政府への申請など乗り越えなければならない壁は多々あった。
人のために行ったボランティア活動が、実は悪い方向に行ってしまうこともある、そこを気をつけながらボランティアをしなければならないと。とても考えさせられた。
観光大使に関しても、一筋縄でいくものではなく、観光というだけあって、自分が行った行動に対する『結果』で、観光客に対して刺激を与えなければならない。少し簡単に考えていた分、難しいことを知った。ただ、大使は大使でもたくさんある、そこを調べて、再びアプローチしていきたい。
最後に、自分が日本から自分の思いを伝えるために訪問したこと、ボランティア、ベトナムに対する想い、に対して、『その熱い気持ちは本当伝わりました』と、言っていただいた、『これからもよろしくお願いします』と。
今回の日本大使館訪問はあくまで、今後活動するためのきっかけにしか過ぎない、ここからどう動き、『成果』『信用』に繋げるかは自分次第だ。
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