ベトナム 〜幻の7日目〜 『新たな出会いと確固たる決意、楽しさとは』
飛行機に乗り遅れるという悲劇(まあ結果としては良かった。もし飛行機に乗り遅れた後の今日の一日の内容を知っていたら自分はわざと乗り遅れただろう、それくらい今日の1日は良かった)があった翌朝、先輩や社長らは白々しく、『あれ?泰佑なにしとん?』と本当に楽しそうに言う笑。鬼だ笑。この状況を楽しんでいる。でもこのマインドは大切で、絶望的な状況こそ楽しむ。なかなか難しいことだが、このときそれをなんとなくわかった自分がいた。そして、自分も帰りの飛行機を再び探しながらもなぜかちょっぴり嬉しかった。ベトナムに来なければこのマインドは持てなかっただろう。
とりあえず、荷物を再び片付け、先輩方、社長らと荷物をロビーに預け、帰る準備をしてから本当に最後の7日目スタート。
最終日にふさわしいと言わんばかりの晴天に恵まれ、その中でお土産を買ったり、少しばかり観光したりした。また戻って来るとはいうものの、少し寂しさもあった。それだけ刺激的な毎日だったから。
お土産購入と観光を済ました後、カフェに入り各々、作業モードへ。自分もベトナムでのことを記事にしていた。
そこでまた、新しく最終日にチビちゃん(あだ名)という子と出会った。とても明るく天真爛漫な子で、同い年(実際はチビちゃんの方が早生まれだから1個上だが、同い年ということにしとく)だから話もあったし、二人で話していても盛り上がった。これだけでも飛行機乗り遅れて良かったと正直思った。
その後、先輩方、社長、自分、チビちゃんとともに、中川さんのお父さんが待つ満丸で軽く食事(日本でも有名)。1日目の日記でも書いたが、自分はベトナムに来て、初日お父さんにお会いさせていただき、そこから自分が変わり始めた。日本でチヤホヤされていた自分を、甘い自分を変えるきっかけを頂いた最初の一歩は間違いなく、お父さんだ。
少し緊張した面持ちで、最後、自分の決意表明をした。『言葉だけじゃなく、しっかり行動に移し、成果を。そして、またお会いしたい』と。がっちり握手をし、大切な言葉をいただき、確固たる決意の中、満丸を後に。
最後は皆でカラオケへ。全ての気持ちを込めるかのごとく、歌った。社長が意外にうまい(意外と言ったら怒られるかもしれんが笑)、そして渋い。中川さんとも、先輩とも、チビちゃんとも歌い、最後は大いに盛り上がった。
今思うと、これも遊び、普段も遊びなのだ。
仕事というより、遊び。この感覚を持ってる人が世界にどれだけいるだろう。自分は先輩方や社長の楽しんでる表情も、真剣な表情も奥には『楽しさ』が常にある。これを感じない日はなかった。
カラオケを後にし、皆でそのまま空港へ。『またすぐ戻ってくるから』と、別れ際に誓い、写真を撮り、ベトナムでの1週間を終えた。
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